冬の寒い時期にどうやって動物病院に連れて行こうか、悩んだ事はありませんか?
ハリネズミの適正温度は26℃~29℃と言われています。
動物病院に受診する季節が暖かい夏の時期とは限りません。今回受診したのは「10年に1度の大寒波」と言われる真冬。キャリーバッグ内を保温し、適温をキープして片道1時間かけて車で受診となりました。
※今回は車を使用して病院に連れて行った記事となります。
当日の気温
横浜の当日の気温(1/27)
- 最高気温 7.1℃
- 最低気温 2.9℃
当日は雨予報の曇り空。風もあり体感温度はかなり低め。
キャリーバッグ内の温度をどれだけ保温出来るのかが鍵となります。しかも1ヶ月前には低体温も起こしているので失敗は許されません。
キャリーバッグが外気に触れる時間は短く、家から駐車場までの距離5分、動物病院の駐車場から病院まで5分なので、なんとか保温して包んでいけば耐えられる時間です。
用意した物
メインで用意したのはこの3つ
- 簡易保冷ソフトキャリーバッグ
- 段ボール容器
- 蓄熱式湯たんぽ(6時間使用可能)
普段受診する際は段ボール容器のみで通っていますが、外気をカバーする為に保冷バッグを用意しました。
キャリーバッグをセッティングしてみた
失敗は許されません。保温キープ出来るか知恵を振り絞ります!
先ずは段ボールを開いてオープン。
保温済の蓄熱式の湯たんぽを入れます。急速充電&長時間保温が可能。
蓄電式湯たんぽの上にもう1つ内側に段ボールを重ねて入れます。
蓄電式湯たんぽの記事はこちらからどうぞ↓
内側に段ボールをセット(何回も使用してちょっと汚れてスミマセン)
予め底にピッタリ収まるサイズにカットした段ボールを用意します。
ペットシーツで底用の段ボールを包みます。
内側に段ボール紙を底に敷きます。底を作らず内側の段ボールにペットシーツを引くだけで良いのでは?と思いますが我が家のハリネズミはご丁寧にペットシーツを剥がして移動中の怖さからオシッコと便を大量にするので汚れても取り換えがきくこの方法が定番となっています。
余った段ボールの切れ端を使い壁を入れます。
段ボール内にもカイロを用意。
巾着袋にカイロを入れて投入します。外側段ボールと内側段ボールの隙間にも貼るカイロを。これで保温段ボールは完成です。底を触るとホカホカ。
段ボールを保冷キャリーケースへ入れます。
蓋を閉めます。
上から毛布を掛けて出来上がり。なるべく外気に触れないように。
このまま車に運んで気付いたのですが、あらかじめ車の中の暖房を付けて温めておくのを忘れて大失敗。慌てて38℃に温度を上げて車内が暖かくなってきたら26℃に下げて室内温度をキープしました。車内が暖かくなるまで10~15分はかかったような気がします。
実際に連れて行った結果
片道1時間で動物病院に到着。いつもなら病院から離れた駐車場しか空いていないのですが、奇跡的に病院入り口前の駐車場に空きがあり、殆ど外気に触れる事無く病院内に。
待合室で保冷キャリーバッグを膝に乗せていたら、ほっこりと暖かさが。良い感じで保温されていました。
無事に診察が終わり家に戻ってきた段ボールの内部はこちら。
ペットシーツを剥がそうと格闘した跡が。。。
これなら汚れたペットシーツだけ取り換えれば何回でも使用出来ますし、底までオシッコが染みてしまっても取り換えれば良いので楽です。
キャリーバッグの保温方法が皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。