有機ミルワーム

【ミルワーム育成方法】初心者向け 誰でも簡単に ツヤツヤミルワームにする方法教えます

こんな方におススメ
  • 自分でミルワームを育ててみたい
  • 床材の取り換え方が分からない
  • サナギや成虫を別にするか分からない
  • 用意する道具が知りたい

コツさえ分かれば誰でも簡単に育てられますよ
ボク、雑食だけど美味しいモノが食べたいな

今回は最初からがっつり大量に育てる方向けではなくて、ご家庭で無理なく少量のミルワームを育てる方向けにお伝えしていきます。

あくまで私はこうして育てているというご紹介なので、違っている所もあるかもしれませんのでご了承下さいね。

用意する物

  1. 容器(高さは深めではない物)
  2. フスマ(細めのパン粉でも代用可)
  3. ミルワーム達

容器を準備しよう

いちご等、スーパーで果物が入っているプラスチックの容器で充分です。もしくは100均で扱いやすい容器から始めると良いでしょう。

 

容器はミルワームが逃げ出さない位の高さがおススメ。逃げるのが怖いからと、高さが深めの容器は避けましょう。

ミルワームの幼虫~成虫まで一緒の容器で育てる事は可能ですが、私は別々の容器で育てています。最低3つは容器を準備するのがおススメ。

  1. ミルワームの幼虫用の容器
  2. サナギ用の容器
  3. 成虫用の容器

数が少ないうちは食品の残ったプラ容器で充分。

私は今でもイチゴパックを溜めて愛用しています。

汚れたら捨てられるので使い捨てが出来て便利ですよ。

フスマを用意しよう

ミルワームの床材になるフスマを用意します。スーパー等で通常取り扱いはなく、小動物を扱っている実店舗もしくはネットで簡単に購入出来ます。

手に入らない場合は細めのパン粉でも代用可。

フスマって何?

コムギから小麦粉を製造するときの副産物。コムギの胚乳(はいにゅう)部が小麦粉として利用され、残りの外皮(種皮と糊粉(こふん)層)、胚芽のうち、胚芽を取り除いた部分がふすまとよばれる。製粉時のふすま量はコムギの約20~25%である。成分としてはタンパク質、脂肪、食物繊維、鉄・カリウムなどのミネラル、ビタミンが比較的多く、栄養価値がある。主として家畜の飼料にされる。食品加工用としては、小麦粉に混ぜてパン、ビスケット、シリアルなどにする。原料不足の時代にコムギの代用としてしょうゆ原料にされたことがある。ふすまの部分を含んだ小麦粉としてグラハム粉や全粒粉(ホールウィートフラワー)がある。

引用:日本大百科全書(ニッポニカ)

 

容器とフスマを用意したら、容器の底に1~2cm程度でフスマを投入。

その中にミルワームを入れてあげると、一番風呂の湯船に飛び込む人間のようで喜んでい潜っていきます。

 

新しいフスマはサラサラして気持ち良いんだよ、取り換えてくれてありがとう

フスマは沢山投入しないようにして下さい。浅くて大丈夫かな?と感じる位で充分です。何故ならフスマばかり食べるミルワームは艶が出ません。

 

その後は、様子を見ながら上からご飯のフリカケをかけるように、少なめにフスマを与えて続けて下さいね。

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ミルワームの餌

フスマを入れたらミルワームの餌を入れてあげよう

用意する餌はこちら

  1. 小松菜
  2. リンゴ
  3. 余裕があれば小動物用のカルシウム

 

ミルワームの幼虫には小松菜の葉の部分を小さくちぎって与える。

リンゴも必ず薄くスライスし、そこから小さくして食べさせましょう。

 

私はリンゴをこのように一度薄くスライスして、手で適当に握り潰しながら与えています。

 

小松菜の葉とリンゴを与えるとこのような状態になります。

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ミルワームの成虫の餌について

ミルワームの成虫には小松菜の葉は与えません。リンゴと小松菜の茎を餌として与えますが、茎をこのように途中でポキポキ折っておきます。折った所から水分補給をする為です。

小松菜の茎を途中でポッキン、ポッキン。

ポッキンした箇所から水分補給が出来るよ。

 

小松菜の茎は水分補給は勿論、木の枝代わりとしてよじ登って遊んだり、転倒した時に苦労するので、起き上がる為の支えとなるので便利に使えます。

 

フスマの交換

ミルワームを育てているとフスマの替え時が分からないですよね?

交換のタイミングは「砂状の糞」にフスマが埋め尽くされた時です。

このようにフスマが砂状の糞になった時(粒々)が交換が必要になります。

交換の仕方

適当な大きさのザルに透明のビニール袋を被せて包み込みます。

これは細かい粉が舞い上がらない為の秘策です。

ビニール袋は服や商品を購入した時にもらえる、少しハリのある袋がおススメです。

 

ビニール袋の口を手で押さえて~

粉が飛び散らないので、思いっきり振りましょう~

上下左右、シャカシャカ振り続けると砂状の糞が下に落ちて終了となります。

 

注意するポイント

与える野菜は必ず薄く小さめにして下さい。そのまま大きめに与えるとフスマの底に沈んで腐ってしまいダニが発生してしまいます。食べきれなかった果物や野菜は気が付いたら取り除いてあげるのがベター。放置していると気が付かない間にフスマの下に沈んで腐ってダニが発生する事も。沈んでも直ぐに分かるように容器は浅いタイプにしましょう。

水分は野菜や果物から取れますので、上から水をかける必要はありません。水分過多になるとフスマがカビてしまうのでご注意を。

 

1日1回、容器をトントンしてフスマの中に空気を入れて下さい。

湿気で固まってしまう事があるのを防ぐ為です。

 

日々の手入れについて

サナギ

ミルワームを育てていくとやがてサナギになります。

無抵抗な状態なので、共食いのターゲットになりやすいです。

サナギを見つけたら別の容器に移してあげましょう。

成虫

サナギから10~14日程度で成虫になります。

その後交尾を行い2~3か月程生き亡くなり、ミルワーム人生の終わりを迎えます。

亡くなると身体が仰向けになり、頭と胴体が離れていく事もあり。

他の動いている成虫と見分けが付きやすいので見付けたら小まめに取り除いてあげましょう

 

まとめ

ミルワームの飼育方法まとめ
  1. 床材となるフスマは少なめに入れる。
  2. ミルワームの幼虫は小松菜の葉とリンゴを与える。
  3. ミルワームの成虫は小松菜の茎を何か所かポキポキ折って入れる。
  4. フスマが砂状の糞で埋まってきたら、フスマの交換時。
  5. フスマを交換する際は、ざるにビニール袋を被せて粉が飛び散るのを防ぐ。
  6. 幼虫、サナギ、成虫は別々の容器で飼育。小まめに移動させる。
  7. 1日1回は容器をトントンしてフスマの中に空気を入れる。

フスマに色々と食品を混ぜ合わせてみたり、工夫して育ててみるのもおススメです。

私はシンプルにフスマしか床材に使っていません。

これからミルワームを育ててみたい方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。