2月末に数回ブログで記載した父の話しを書きます。
突然入院となり今日明日亡くなってもおかしくない状態でしたが7月の中旬に亡くなりました。
コロナ禍で面会も出来ず、家に戻す事だけを考えて走り抜けた数ヶ月間でした。
何とか家に連れて帰って2週間後、
私1人で看取りを経験し人の死を初めて目の当たりにした時に不思議と悲しい気持ちはなく涙が出ませんでした。
そう一滴も。
よくドラマで最期にベッドを囲んで皆が泣いているシーンがあり、自分もそうなるもんだと思っていましたが冷静に脈を取った自分がいました。
最期にかけた言葉は、
お父さんの子供にしてくれてありがとう。
また生まれ変わったらお父さんの子供にしてねと。
父は亡くなりましたが寂しくないんです。外を歩いていると次から次へと虫が私の周りに寄ってくるのです。
肉体は亡くなっても時々虫の身体を借りて父が会いに来てくれ、また会いに来てねと言うと空に飛びたって行きます。
肉体はなくなっても魂は生き続けているんです。
生前人の悪口を言ったり、文句を言った事がない人なので、きっと神様に気に入られているのだと…。
会社で働きながら介護をするのはやはり大変で、経験してみないとこの苦労は分からないと実感し、介護離職する人達の気持ちも今回で良く分かりました。
私も肉体的にも精神的にも辛い時があり、ミルワームの販売も途中難しいかなと考えましたが、何とか乗り越えられて良かったです。
皆が皆、在宅で看取りは難しいと思いますが、社会資源を上手く使えば不可能ではありませんので今回は貴重な経験をさせてもらって大変感謝しています。
↓こちらから有機ミルワーム販売してます
有機ミルワームの会
https://miru333.stores.jp